

机を広く使えるようになるモニターアームの中でも、モニターを軽く動かせるというガススプリング式
お値段がピンキリなので安物を買って失敗したくなくてためらっていたんですが、お手頃価格で評判も良さそうな製品を見つけたので導入してみました
Pixio PSW1S について:スペック概要
- 3関節ガススプリング方式
- 耐荷重 1~9kg
- 対応モニターサイズ 17~32インチ
- モニター可動域(前後) +45°~ -45°
- モニター可動域(左右) +90°~ -90°
- モニター可動域(回転) +180°~ -180°
- 最大伸長 455mm
- 対応VESA 75mm × 75mm、100mm × 100mm
- 固定 クランプ式(10mm~50mm)、グロメット式(10mm~45mm)
- 本体重量 2.84 kg
- カラー ブラック、ホワイト、パステルブルー、パステルピンク、ベージュ、パステルパープル、ミントグリーン
- 価格 8,980円(税込み、公式通販)
Pixio PSW1S を選んだ理由
- 32インチまで対応したガススプリング方式
- ごつくなくスタイリッシュなデザイン
- カラーバリエーションがあり得ないほど豊富(モニターやケーブルの色との兼ね合いから黒を選択)
- 10,000円程度の予算に近かった(新年のセールで8,082円にて購入)
取り付け:組み立ては簡単、位置調整は難あり
4つ折りの説明書に従って組み立て、取り付けます。
ほぼ英語ですが、ほとんど図のみなので難しくはありません。
ただ、英文の注意事項も最小限のため説明不足感は否めません。
僕の方で補足するとしたら3点。
- モニター取り付けネジはモニターに付属しているのがあればそれにワッシャーをかまして使うのが無難です。
- ガススプリング調整はモニターを取り付けてからでないと調整できません。
六角レンチは長い方を手で持つようにすると回しやすいです。
回す方向は、モニターが下がってしまうなら+方向へ、上がってしまうなら-方向です。 - アームの中にクリーム状のものが見えたら、それは動きをよくするためのグリスなので拭き取らないように注意です。








組み立ては15分程度で済みました。
そこから面倒だったのが設置位置の調整です。
クランプのネジを締めるにはアームを外さないといけないので、もう少し横にずらそうと思ったらモニターがついて重くなったアームを完全に外してからネジを緩めてずらし、また締めてアームをつけて位置を確認し…を繰り返すのが大変でした。
今になって思えば、モニターを外してアームだけで位置確認をすればもっと楽だったのですが、作業中はそこまで気が回りませんでした。(たぶんそのためのアタッチメント式ですね)
クランプの下側にネジがあるタイプならこのスリムクランプより位置調整は楽ですが、見栄えはイマイチとなりますので、この製品のコンセプトには合っていません。
見映えを重視するためには多少の不便はつきものかなと思います。
使用感:動きは上々、デザインとカラバリも含めたコスパが良い
まず最初に断っておきますと、僕はガススプリング方式のモニターアームを使うのが初めてなので、他製品との比較はできません。
奥行きと高さに関しては片手でもスムーズに動かせるくらい軽い動きです。
(実際の使用時はモニターの角度などがおかしくならないよう両手で動かすことを推奨します。)
1週間程度では耐久性には言及できませんが、今のところがたついたりあっさり落ちてくるようなことはありません。
この製品の最大の売りは7色に及ぶカラーバリエーションといえます。
黒、白はよくあるとしても他のパステルカラーの存在は類を見ませんのでモニターや周辺機器などとのトータルコーディネートに一役買うことは間違いありません。
色だけでなく、細身にスッキリとしたデザインで関節部のネジなどが目立ちにくくなっていることも含めて抜かりはありません。
ここまで徹底していることを鑑みれば税込み9,000円、しかも送料無料はコスパが良いと思います。
華奢に見えるけどしっかりしていてぐらつかない
カラーバリエーション豊富で細かい部品も(ほとんど)色が統一されている
最終的なクランプの位置調整が大変
説明書と公式解説動画は説明が少なく初心者には不足気味
2年間の保証期間は他社で3年や5年あるところから比べるとやや短く感じる
まとめ
Pixio PSW1Sは、スタイリッシュなデザインと豊富なカラーバリエーションが魅力のガススプリング式モニターアームです。
デスク周りをすっきりさせたい方や快適なワークスペースに良質なデザイン性を求めている方におすすめです。
ぜひ一度使ってみてください。
Pixio PSW1S Monitor Arm Single
公式サイト
価格:8,980円
